子どもが寝た後の30分。家事の合間のすき間時間。手元にあるのはスマホだけ。それでも、何か少しでも家計の足しになることを始めたい——。そう考えて「アメブロ 副業」と調べた人は多いと思う。
最初に、いちばん大事なことを正直に書いておく。アメブロでスマホ副業は始められる。でも、「スマホだけで簡単に月◯万円」は、まずありえない。アメブロで使えるアフィリエイトは原則Ameba Pickで、物販の紹介だけなら、多くの人の報酬は月数百円にとどまる。
それでも、1日30分を半年〜1年続け、収益の入口をいくつか組み合わせれば、月1万円は「目指せる目標」になる。このページでは、そのための現実的な手順を、数字のごまかしなしでまとめる。
先に結論
Ameba Pickはスマホのアプリからも使える(申し込み後、2〜3営業日の審査あり)。ただし物販の報酬は購入額の数%が中心で、大多数のブロガーは月0円〜数百円。月1万円を目指すなら、①Ameba Pick、②企業のモニターやPR、③自分の得意を生かした小さなサービスなど、入口を組み合わせて考える。1日30分を「記事を書く20分+読みに行く10分」に使い、まずは半年で記事60本を目標にしよう。収入が出たら、税金や扶養への影響も確認を。「スマホで誰でも簡単に稼げる」という勧誘には近づかないこと。
📋 目次
まず知っておきたい「数字の現実」

「Ameba Pickの平均報酬は月8,000円」という数字を見かけることがある。でも、これは一部の人気ブロガーに引き上げられた平均だ。実際の目安は、次のようになる。
| ブログの規模(月のアクセス) | Ameba Pickの報酬の目安 |
|---|---|
| 月1,000PV未満 | 0〜100円 |
| 月3,000PV前後(1日100PV) | 100〜500円 |
| 月1万PV前後 | 500〜2,000円 |
| 月10万PV以上(人気ブロガー) | 数万円 |
解説サイトの集計では、アメブロの約8割のブログは1日100PV未満とされる。つまり、物販の紹介だけで月1万円に届く人は、ごく一部だ。この現実を知ったうえで始めれば、数か月たっても数百円しかない時期に、がっかりしすぎずに済む。詳しくはAmeba Pickの記事と「アメブロは稼げない」は本当かの記事にまとめた。
スマホだけでできること・できないこと
| やりたいこと | スマホだけで | メモ |
|---|---|---|
| ブログの開設・記事を書く | できる | Amebaのアプリで完結する |
| 写真を撮って記事に載せる | できる | むしろスマホのほうが手軽 |
| Ameba Pickで商品を紹介する | できる | 投稿画面の「PICK」から商品を探して貼れる |
| アクセス解析を見る | できる | アプリから確認できる |
| ブログのデザインを細かく変える | 一部だけ | 細かい変更はパソコンのほうがやりやすい |
| アメブロの自動化ツールを使う | できない | 多くはパソコンで動かすもの |
記事を書く、写真を載せる、商品を紹介する、という副業の基本はスマホだけで十分にできる。パソコンがないことを、始めない理由にしなくていい。スマホとパソコンの違いはMacとスマホでのPC利用の記事でも書いている。
月1万円の内訳を考える

月1万円を一つの方法だけで稼ごうとすると、とても遠く感じる。でも、いくつかの入口を組み合わせれば、一つひとつは小さな金額でいい。主婦がスマホで取り組みやすい組み合わせの例を挙げる。
| 収益の入口 | 中身 | 目安 |
|---|---|---|
| ① Ameba Pick | 実際に使って良かった日用品や子ども用品を紹介する | アクセスしだいで月数百〜数千円 |
| ② 企業のモニター・PR | 商品を使って感想を書く。ブログが育つと声がかかることがある | 案件しだい。商品提供のみのことも多い |
| ③ 自分の得意を生かしたサービス | ハンドメイド作品の販売、料理や整理収納の小さな教室、オンラインでの相談など | 1件で数千円になることも |
たとえば「Ameba Pickで月2,000円+ハンドメイド作品が月2点売れて8,000円」なら月1万円になる。物販の紹介だけを頑張るより、自分の得意と組み合わせるほうが、ずっと近道だ。企業のPR記事を書くときは、広告であることを分かりやすく表記しよう(ステマ規制とPR表記の記事)。なお、アメブロでは外部のアフィリエイトのリンクは原則使えない(アフィリエイトの記事)。
1日30分の使い方

主婦の副業で大事なのは、家事や育児を圧迫しないことだ。1日30分を、次のように分けてみよう。
| 時間 | やること | いつやるか(例) |
|---|---|---|
| 5分 | ネタのメモ・写真を撮る | 家事の合間、買い物のとき |
| 20分 | 記事を書く(2日で1本くらいのペース) | 子どもが寝た後 |
| 5〜10分 | 同じテーマのブログを読み、いいねやコメントをする | 寝る前、待ち時間 |
毎日1本書こうとしなくていい。2日で1本、週に3本を続けられれば、半年で60本以上の記事になる。記事が増えるほど、検索やハッシュタグから見つけてもらえる入口も増えていく。
始める手順:最初の半年
1か月目:ブログを開設して、記事を10本書く
Amebaのアプリで登録し、ニックネームとブログのタイトル、プロフィールを決める。最初は収益のことは考えず、書きやすいテーマで10本書く。
2か月目:テーマを決めて、Ameba Pickに申し込む
書いた記事の中で、書きやすかったテーマを中心に決める。Ameba Pickに申し込み、審査が通ったら、実際に使っている物の紹介を始める。
3〜4か月目:読まれた記事を分析して、似た記事を増やす
アクセス解析で、よく読まれた記事を見つける。同じような悩みや商品の記事を増やす。公式ハッシュタグも付ける。
5〜6か月目:二つ目の入口を考える
得意なこと(ハンドメイド、料理、収納など)があれば、小さく売ってみる。プロフィールに「モニターのご依頼はこちら」と書いておくのもいい。
アメブロの始め方の全体はアメブロ初心者の記事、ブログ副業の考え方はブログ副業の記事で詳しく解説している。
主婦が書きやすく、紹介しやすいテーマ
| テーマ | 記事の例 | 紹介しやすい物 |
|---|---|---|
| 時短家事 | 朝の家事を15分短くした、台所の配置の見直し | キッチン用品、収納グッズ |
| 子育て | 入園準備で本当に役立った物・いらなかった物 | 子ども用品、名前つけグッズ |
| 節約・家計 | 食費を見直したときに続いた3つの工夫 | 保存容器、まとめ買いの日用品 |
| 季節の行事 | 手間をかけずにできる、子どもと楽しむ季節の行事 | 季節のグッズ、食品 |
| 自分の時間 | 寝る前の10分でできる、自分のための習慣 | 本、リラックスグッズ |
紹介でいちばん大事なのは、自分が実際に使って、どうだったかを書くことだ。「便利です」より「これを使ってから、朝の洗い物が5分早く終わるようになった」のほうが、読者の心に届く。使っていない物を「おすすめ」するのはやめよう。読者はすぐに見抜く。
スマホで書く「紹介記事」の組み立て方
Ameba Pickで商品を紹介する記事は、日記の途中にリンクを一つ貼るだけでは、なかなか買ってもらえない。読者が「私も欲しい」と思える流れを作ろう。スマホでも書きやすい、短めの組み立て方を紹介する。
困っていたこと(2〜3行)
「毎朝、子どもの水筒を洗うのが面倒で、つい後回しにしていました」のように、読者が「私も」と思える場面から始める。
使ってみた物と、選んだ理由(3〜4行)
何を使ったのか、なぜそれを選んだのかを書く。ほかと迷った点も書くと、読者が自分で判断しやすい。
使ってみてどうだったか(写真付き)
自分で撮った写真を載せ、良かったことを具体的に書く。気になった点も一つ書くと、信頼される。
商品のリンク(Ameba Pick)
投稿画面の「PICK」から商品を探して貼る。リンクは記事の最後と、写真の近くの2か所くらいがちょうどいい。
Ameba Pickのリンクを入れた記事には、自動で「Pick PR」と表示される。そのうえで、冒頭に「この記事には広告を含みます」と一言添えておくと、読者にも分かりやすい。紹介記事を毎回にしないことも大事だ。普段の記事が3本、紹介記事が1本くらいのバランスなら、読者に売り込まれている感じを与えにくい。
途中でやめてしまう人がつまずくポイント
| つまずくポイント | 乗り越え方 |
|---|---|
| 3か月たっても報酬が数十円 | 最初の半年は「記事を貯める期間」と割り切る。報酬ではなく記事の本数を目標にする |
| 書くネタが尽きた | よく読まれた記事の「続き」や「その後」を書く。読者のコメントや質問もネタになる |
| 家族の予定で書けない日が続いた | 週の本数で考える。書けない週があっても、翌週に戻ればいい |
| 人気ブロガーと比べて落ち込む | 比べるのは、先月の自分。記事の本数とアクセスの伸びを記録する |
税金・扶養・家族バレの注意
少しでも収入が出始めたら、知っておきたいことがある。
| 気をつけること | 中身 |
|---|---|
| 確定申告 | ブログの収入から経費を引いた所得が、一定の額を超えると確定申告が必要になる。基準は働き方や他の収入によって違う |
| 扶養 | 所得が増えると、配偶者の税金の控除や、健康保険の扶養に影響することがある |
| 住民税 | 所得税の確定申告が不要な場合でも、住民税の申告が必要になることがある |
| 記録 | 報酬の金額と、ブログのために使ったお金(経費)は、月ごとに記録しておく |
| 家族や知り合いにばれる | 本名・顔・住んでいる地域・子どもの学校が分かる情報を出さない |
記録はスマホのメモや表計算アプリで十分だ。たとえば次のような表を、月に一度つけておこう。
| 月 | Ameba Pick(確定) | そのほかの収入 | 経費 | メモ |
|---|---|---|---|---|
| 4月 | 320円 | 0円 | 0円 | 入園準備の記事がよく読まれた |
| 5月 | 580円 | モニター(商品提供) | 0円 | 提供品は記録だけ残す |
| 6月 | 910円 | ハンドメイド2点 4,000円 | 材料費 1,200円 | 作品の記事から売れた |
数字は記入例で、実際の金額は人によって大きく違う。ポイントは、報酬は「確定」した金額で記録し、ブログや作品のために使ったお金も残しておくことだ。年末にまとめて思い出そうとすると、たいてい分からなくなる。
税金や扶養の基準となる金額は、制度の改正で変わることがある。具体的な金額は、国税庁のホームページや税務署、配偶者の勤め先の担当者に確認してほしい。身バレを防ぐ方法は身バレを防ぐ記事にまとめた。
「スマホで簡単に稼げる」勧誘の見分け方
アメブロで副業の記事を書き始めると、「スマホだけで月◯万円」「主婦でも1日5分で」といったメッセージが届くことがある。こうした勧誘には近づかないようにしよう。
- 「誰でも」「簡単に」「すぐに」稼げる:アメブロの仕組み上、簡単に大きく稼げる方法はない
- 最初にお金を払わせる:「マニュアル代」「サポート費用」「初期費用」が必要と言われたら要注意
- LINEに誘導して、詳しい話はそこで:記事やメッセージでは中身を明かさず、個別のやり取りに持ち込む
- 「今だけ」「残り◯名」:考える時間を与えずに決めさせようとする
- 収入の証拠として、通帳や画面の写真を見せる:本物かどうか、こちらからは確かめようがない
困ったときや、お金を払ってしまったときは、消費生活センター(消費者ホットライン「188」)に相談できる。副業で稼ぐ前に、副業で損をしないことが何より大事だ。
スマホでの主婦のアメブロ副業のよくある質問
Q:本当にスマホだけで始められますか?
A:始められる。Amebaのアプリで、ブログの開設、記事の作成、写真の投稿、Ameba Pickでの商品紹介、アクセス解析の確認まで、副業の基本はすべてできる。
Q:どれくらいで月1万円になりますか?
A:人によって大きく違うので、約束はできない。物販の紹介だけなら、多くの人は月数百円にとどまる。1日30分を半年〜1年続け、自分の得意を生かしたサービスなど入口を組み合わせて、ようやく見えてくる目標だと考えてほしい。
Q:Ameba Pickの報酬は、どうやって受け取りますか?
A:楽天市場の商品の報酬は楽天アフィリエイト経由で、それ以外はドットマネーで受け取る仕組みだ。ドットマネーには有効期限があり、現金などへの交換には電話番号での認証が必要になる。詳しくはAmeba Pickの記事で確認してほしい。
Q:子どもの写真を載せてもいいですか?
A:顔が分かる写真は避けたほうがいい。後ろ姿や手元だけにする、学校名や制服が写らないようにする、といった配慮をしよう。
Q:アメブロの自動化ツールを使えば、もっと早く稼げますか?
A:多くのツールはパソコンで動かすもので、スマホだけでは使えない。また、ツールで読者を増やしても、記事がなければ報酬にはつながらない。まずは記事を積み上げることに集中しよう(ツールと手動の比較記事)。
まとめ:「簡単に」ではなく「少しずつ、確実に」
スマホだけでも、主婦がアメブロで副業を始めることはできる。Ameba Pickはアプリから使え、記事も写真もスマホで十分だ。ただし、物販の紹介だけなら多くの人は月数百円。月1万円を目指すなら、Ameba Pickに加えて、企業のモニターや、自分の得意を生かした小さなサービスなど、入口を組み合わせて考えよう。1日30分、週3本を半年続けて記事60本。そこから少しずつ見えてくるのが、アメブロ副業の現実的な道だ。「簡単に稼げる」という言葉には近づかず、自分のペースで積み上げていこう。
この記事のまとめ
- Ameba Pickはアプリから使える。記事・写真・商品紹介はスマホだけで十分
- 物販の紹介だけなら大多数は月0円〜数百円。「平均月8,000円」は上位に引き上げられた数字
- 月1万円は、Ameba Pick+モニター・PR+自分の得意を生かしたサービスの組み合わせで考える
- 1日30分を「メモ5分・記事20分・読みに行く5〜10分」に。週3本で半年60本が目標
- 紹介するのは実際に使って良かった物だけ。体験を具体的に書く
- 収入が出たら、確定申告・扶養・住民税を確認。基準の金額は公的機関で確かめる
- 「誰でも簡単に」「最初にお金を払う」勧誘には近づかない。困ったら「188」へ


