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アメブロで集客できないサロン・個人事業主の
“致命的な3つの勘違い”

「アメブロは集客に強い」と聞いて始めた。毎日、施術の様子やお店の日常を書いている。いいねもそこそこ付く。なのに、ブログを見て予約してくれたお客さんは、数えるほどしかいない——。

エステ、ネイル、整体、ヨガ教室、料理教室、カウンセラー、コーチ。アメブロで集客しようとして、こうした壁にぶつかっている個人事業主は多い。真面目に書いている人ほど、「自分の文章が下手だから」「更新が足りないから」と自分を責めてしまう。

でも、原因はたいてい文章の上手い下手ではない。アメブロという場所の性格と、お客さんが予約に至るまでの流れについての「勘違い」だ。このページでは、集客できないサロン・個人事業主がはまりがちな3つの勘違いと、その直し方をまとめる。

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先に結論:3つの勘違い

勘違い①「アメブロに書けばお客さんが来る」——アメブロの中でいいねをくれるのは、同業者やブロガー仲間が多い。地域のお客さんは、アメブロの中ではなく検索や地図、SNSからやって来る。勘違い②「技術やお店の日常を書けば伝わる」——お客さんが知りたいのは技術ではなく「自分の悩みが解決するか」。悩みから書く。勘違い③「プロフィールとメニューがあれば予約が来る」——料金・場所・予約方法・空き状況が、どの記事からも1回のタップでたどれなければ、読者は予約しない。アメブロは2018年12月から商用利用が認められており、自分のサービスの宣伝は問題ない。

前提:アメブロでのビジネス利用のルール

「アメブロで商売の宣伝をしてもいいの?」と不安な人もいるので、先に押さえておこう。アメブロはかつて商用利用を制限していたが、2018年12月25日の利用規約の改定で、商用利用が認められるようになった。

できること できないこと・注意が必要なこと
自分のお店・教室・サービスの宣伝や販売 ねずみ講やネットワークビジネスの勧誘
セミナーやイベント、メルマガの告知 外部のアフィリエイト(ASP)のリンク。アメブロで使えるのは原則Ameba Pick
予約ページや公式サイトへのリンク ツールなどを使って短時間に大量の行為を行うこと(利用規約13条1項5号)

つまり、自分のサロンや教室の宣伝は、堂々とやっていい。外部のアフィリエイトのルールについてはアフィリエイトの記事にまとめた。最新のルールは、Amebaのヘルプや利用規約で確認してほしい。

勘違い①「アメブロに書けばお客さんが来る」

アメブロで集客できないサロン・個人事業主の3つの勘違い。勘違い1「アメブロに書けばお客さんが来る」→アメブロの中でつながるのは同業者やブロガー仲間が多く、地域のお客さんは検索・地図・SNS・口コミから来る。勘違い2「技術やお店の日常を書けば伝わる」→お客さんが知りたいのは自分の悩みが解決するかなので、悩みから書く。勘違い3「プロフィールとメニューがあれば予約が来る」→料金・場所・予約方法・空き状況がどの記事からも1回でたどれるようにする
原因は文章の上手い下手ではなく、アメブロという場所の性格と、予約までの流れについての勘違いです

いちばん大きな勘違いがこれだ。アメブロの中で、あなたの記事にいいねをくれている人を思い浮かべてほしい。その人たちは、あなたのお店に通える場所に住んでいて、あなたのメニューにお金を払う人だろうか。

アメブロの中でつながりやすい人 あなたが来てほしいお客さん
同じ業種のサロンオーナーや講師 体や肌、暮らしの悩みを持つ一般の人
集客コンサルタントや起業塾の関係者 お店に通える範囲に住んでいる人
全国のブロガー仲間 メニューの料金を払える人

アメブロの中は、同業者や「起業女子」と呼ばれる人たちのつながりが強い場所でもある。同業者同士でいいねを送り合っても、予約は増えない。それどころか、集客コンサルの勧誘を受ける側になってしまうこともある。

地域のお客さんの多くは、アメブロの中ではなく、「地域名+メニュー名」での検索、地図アプリ、InstagramなどのSNS、そして口コミからやって来る。アメブロは、そうした入口から来た人が「この人のお店なら行ってみたい」と思えるよう、信頼を積み上げる場所と考えたほうがうまくいく。

勘違い②「技術やお店の日常を書けば伝わる」

「新しい施術の研修を受けてきました」「今日のお客様の施術例」「お店にお花を飾りました」。こうした記事は、すでにあなたのお店のファンになっている常連さんには喜ばれる。でも、まだあなたを知らない人には響きにくい。

お店目線の記事 お客さん目線に直すと
新しいフェイシャルの研修を受けてきました マスクの下の肌荒れが治らない人へ。サロンでできることと、家でできること
今日の施術例(ジェルネイル) 仕事でネイルが難しい人でも楽しめる、目立ちにくいデザイン
ヨガ教室の今日のレッスン風景 体が硬くて不安な40代でも、最初の1か月でできるようになったこと
カウンセリングの資格を取りました 夫婦の会話が減ったと感じたら、最初に試してほしいこと

お客さんが知りたいのは、あなたの技術そのものではなく、「自分の悩みが、ここで解決するか」だ。記事は、技術や出来事からではなく、お客さんの悩みから書き始めよう。記事の書き方は記事の書き方の記事でも詳しく解説している。

勘違い③「プロフィールとメニューがあれば予約が来る」

記事を読んで「ちょっと気になる」と思った人が、実際に予約するまでには、いくつもの壁がある。料金はいくら?場所はどこ?どうやって予約する?空いている日は?——このどれか一つでも分からなければ、多くの人はそこで離れていく。

1

記事の最後に、毎回「次の一歩」を置く

どの記事から読んでも、最後に「このお悩みのメニューはこちら」「ご予約はこちら」と、1回のタップでたどれる案内を置く。

2

料金をはっきり書く

「料金はお問い合わせください」は、予約のハードルを大きく上げる。目安だけでも書いておこう。

3

場所と行き方を書く

最寄り駅から何分か、駐車場はあるか。自宅サロンで住所を出せないなら、「◯◯駅から徒歩10分、詳しい場所はご予約時にお伝えします」でいい。

4

予約の方法を一つにしぼって、分かりやすく

予約ページ、公式LINE、電話、メッセージ。方法がばらばらだと迷わせる。いちばん使ってほしい方法を一つ大きく案内する。

5

空き状況を見えるようにする

「今月の空き」を定期的に知らせる記事や、予約ページの空き状況へのリンクがあると、「今なら行ける」と背中を押せる。

プロフィールの整え方はプロフィールの記事にまとめている。プロフィールは、誰の、どんな悩みを、どこで、いくらで解決するのかが、ひと目で分かるようにしよう。

地域のお客さんに届ける方法

地域のお客さんがサロンを予約するまでの流れ。1 入口:地域名とメニュー名での検索、地図アプリ、InstagramなどのSNS、口コミでお店を知る。2 信頼:アメブロで悩みに答える記事を読み、この人のお店なら行ってみたいと思う。3 確認:料金・場所・予約方法・空き状況を確かめる。4 予約:予約ページや公式LINEから申し込む。アメブロは入口ではなく、信頼を積み上げて予約へつなぐ場所
お客さんの多くはアメブロの外からやって来ます。アメブロは「ここなら行きたい」と思ってもらう場所として使いましょう

お店に通ってもらうには、通える範囲に住んでいる人に届かなければ意味がない。地域のお客さんに届けるための工夫をまとめる。

やること 具体例
記事のタイトルに地域名を入れる 「◯◯駅の自宅サロン|産後の骨盤ケアで…」
プロフィールとブログのタイトルに地域を入れる 「◯◯市の小さな整体院 ◯◯」
地域の話題を書く 近所の子育て支援、地域のイベント、季節の行事
地図アプリにお店を登録する 地図アプリのお店の情報から、アメブロや予約ページへ
Instagramなどと組み合わせる SNSで写真を見せ、詳しい話はアメブロで読んでもらう

検索から読まれるための工夫はアメブロのSEOの記事、公式ハッシュタグの使い方はハッシュタグの記事にある。地域や悩みに合った公式ハッシュタグを付ければ、アメブロの中でも、同じ悩みを持つ人に記事が届きやすくなる。

予約につながる記事の型

予約につながる記事の型6ステップ(整体院の例)。1 悩み:デスクワークで夕方になると首が重い。2 共感:マッサージに行っても数日で元に戻る。3 理由:座り方のくせで首に負担がかかり続けている。4 自分でできること:1時間に一度、立ち上がって肩を回す。5 お店でできること:姿勢のチェックと首まわりの施術。6 次の一歩:初回の料金と、公式LINEからの予約方法
「自分でできること」をけちらないのがコツ。役に立つ情報を惜しまず出すお店ほど「この人に任せたい」と思われます

悩みから書き始め、最後に予約へつなげる。これを毎回の記事でくり返すための「型」を用意しておこう。

順番 書くこと 例(整体院の場合)
① 悩み 読者が抱えている悩みを一言で デスクワークで、夕方になると首が重い
② 共感 よくある状況や、ありがちな失敗 マッサージに行っても、数日で元に戻ってしまう
③ 理由 なぜそうなるのかを、分かりやすく 座り方のくせで、首に負担がかかり続けている
④ 自分でできること 今日からできる小さな工夫 1時間に一度、立ち上がって肩を回す
⑤ お店でできること メニューの紹介と、お客さんの声 姿勢のチェックと、首まわりの施術
⑥ 次の一歩 料金・予約方法・空き状況 初回◯円、ご予約は公式LINEから

ポイントは、④の「自分でできること」をけちらないことだ。役に立つ情報を惜しまず出すお店ほど、「この人に任せたい」と思われる。全部の記事を売り込みにする必要はない。役に立つ記事が10本あって、その最後にいつも予約の案内がある、くらいのバランスがちょうどいい。

業種別・悩みから考える記事ネタの例

「悩みから書く」と言われても、ネタが思いつかない人のために、業種別の例を挙げておく。お客さんからよく聞かれる質問や、カウンセリングで出てくる言葉が、そのまま記事のネタになる。

業種 お客さんの悩み 記事のテーマ例
エステ・フェイシャル 季節の変わり目に肌がゆらぐ 秋に肌が乾く人が、今日から変えたい洗顔の3つの習慣
ネイル 爪が割れやすくて続けられない 爪が薄い人でもネイルを楽しむための、オフのしかたと休ませ方
整体・リラクゼーション 産後に腰が重い 産後の抱っこで腰がつらいとき、家でできる姿勢の工夫
ヨガ・ピラティス教室 体が硬いので参加が不安 体が硬い人ほどヨガに向いている理由と、最初のレッスンの流れ
料理教室 平日の夕食作りがつらい 週末30分の下ごしらえで、平日の夕食が10分になる段取り
カウンセラー・コーチ 人に相談するのが苦手 カウンセリングに行く前に知っておくと安心な、最初の60分のこと

サロンの記事で気をつけたい表現

サロンや健康に関わる仕事では、記事の表現にも気をつけたい。効果を大げさに言う表示は景品表示法、医薬品のような効き目をうたう表示は薬機法、また施術の内容によっては医師法などとの関係で問題になることがある。

広告や宣伝であることを分かりやすく示すルールは、ステマ規制とPR表記の記事でまとめている。業種ごとの細かいルールは、所属する団体や専門家に確認してほしい。

ツールを使うなら、使いどころを絞る

このサイトはアメブロ自動化ツールのアメーバキング2を紹介し、報酬を受け取っている。そのうえで正直に言うと、サロンや教室の集客では、ツールは主役にならない。主役は、ここまで書いてきた記事と導線だ。

ツールが役に立ちやすい使い方 逆効果になりやすい使い方
地域名や「ママ」「産後」など、お客さん像に近いキーワードで相手を探し、控えめにいいねを送る 同業者や、関係のないジャンルの人に大量に送る
いいねを返してくれた人の記事を、自分の手で読みに行く 知らない人にメッセージでメニューを売り込む
空いた時間を、記事を書く時間やお客さんと向き合う時間に回す ツールを回すだけで、記事の更新が止まる

地域のお客さんを相手にする商売で、「あのお店、自動でいいねしてくる」と思われるのは致命的だ。使うなら件数を控えめにし、反応をくれた人には自分の手で返そう。控えめな設定値は設定おすすめ値の記事、ツールを使わない場合も含めた比較は自動化ツールと手動の比較記事にまとめた。

集客の成果は「予約の数」で測る

アメブロ集客の成果を、いいねやフォロワーの数で測っていないだろうか。サロンや教室にとって大事なのは、ブログを読んで予約してくれた人の数だ。そのために、次の数字を月に一度、記録しておこう。

記録する数字 どこで分かるか 見るポイント
ブログを見て予約した人の数 予約時に「何を見て知りましたか」と聞く アメブロ経由の予約が増えているか
予約の案内のクリック数 予約ページや公式LINEの管理画面 記事の最後の案内が押されているか
よく読まれている記事 アメブロのアクセス解析 どんな悩みの記事が読まれているか
検索からのアクセス アメブロのアクセス解析 地域名や悩みの言葉で見つけてもらえているか

いちばん簡単で、いちばん確実なのは、予約のときに「何を見て知りましたか」と聞くことだ。「ブログの◯◯の記事を読んで」と言われたら、その記事のテーマは当たりだ。同じような悩みの記事を増やしていこう。よく読まれている記事を見つける方法はアクセス解析の記事で解説している。

サロン・個人事業主のアメブロ集客のよくある質問

Q:アメブロとホームページ、どちらを作るべきですか?

A:どちらか一つなら、お金をかけずに今日から始められるアメブロでいい。ただ、アメブロは運営のルール変更の影響を受ける。予約ページや公式LINEなど、アメブロの外にも「お客さんとつながる場所」を持っておくと安心だ。

Q:毎日更新しないと集客できませんか?

A:毎日でなくていい。週に2〜3本でも、悩みから書いた役に立つ記事を続けるほうが、毎日の短い日記より予約につながりやすい。続けられるペースを決めよう。

Q:同業者からのいいねやフォローは、断ったほうがいいですか?

A:断る必要はない。情報交換や励まし合いの相手としては大切だ。ただ、同業者のいいねが増えることを「集客ができている」と勘違いしないようにしよう。

Q:アメブロの広告を消すことはできますか?

A:Amebaには広告を非表示にできる有料のサービスがある。料金や内容は変わることがあるので、Amebaの公式の案内で確認してほしい。

まとめ:アメブロは「信頼を積み上げ、予約へつなぐ場所」

アメブロで集客できないサロン・個人事業主の多くは、「アメブロに書けばお客さんが来る」「技術や日常を書けば伝わる」「プロフィールとメニューがあれば予約が来る」という3つの勘違いにはまっている。お客さんは、検索や地図、SNS、口コミからやって来る。アメブロは、その人たちが「ここなら行きたい」と思えるよう、悩みに答える記事で信頼を積み上げ、料金・場所・予約方法・空き状況へ迷わずつなぐ場所だ。同業者とのいいねの数ではなく、予約の数で、ブログの成果を測ろう。

この記事のまとめ

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