義実家のこと、ママ友のこと、職場のこと。本音を書ける場所が欲しくてアメブロを始めた。でも、もし知り合いに見つかったら……。そう思うと、書きたいことの半分も書けない。
身バレは、本名を書かなければ防げると思われがちだ。でも実際には、ニックネームで書いていても、記事の中の小さな情報の組み合わせから特定される。写真に写り込んだ近所の景色、子どもの学校行事の日付、Instagramと同じ写真。一つひとつは何でもない情報が、知っている人が読めば一本の線でつながってしまう。
このページでは、アメブロで知り合いにバレる7つのルートと、それぞれの防ぎ方を「始める前」「書くとき」「写真」「SNS」「交流」に分けてまとめる。最後に、バレそうになったとき、バレてしまったときの対処も書いておく。
先に結論
身バレのルートは、①自分から話す、②情報の組み合わせ、③写真、④SNSとのつながり、⑤検索、⑥知り合いのブログへの反応、⑦連絡先のやり取りの7つ。防御の基本は、ブログ専用のメールアドレスとID、固有名詞を書かない、写真の背景と位置情報を消す、実名のSNSとは何も共有しない、ブログのことを誰にも話さないの5つだ。ただし、どれだけ気をつけても100%防げる方法はない。だから、本当に知られたら困ることはアメンバー限定にするか、書かない。それが最後の防御になる。
📋 目次
知り合いにバレる7つのルート

まず、身バレがどこから起きるのかを知っておこう。原因を知れば、防ぎ方も見えてくる。
| ルート | よくある例 | 危険度 |
|---|---|---|
| ① 自分から話す | 「ブログやってるんだ」と言った、ブログに書いた話を会話でしてしまった | ★★★ |
| ② 情報の組み合わせ | 地域・家族構成・職業・行事の日付が重なり、近所の人には分かってしまう | ★★★ |
| ③ 写真 | 家の外観、近所の景色、子どもの制服、車のナンバーが写っていた | ★★★ |
| ④ SNSとのつながり | Instagramと同じ写真を載せた、プロフィールからSNSにリンクしていた | ★★☆ |
| ⑤ 検索 | 知り合いがお店の名前や出来事を検索したら、自分の記事が出てきた | ★★☆ |
| ⑥ 知り合いのブログに反応 | 知り合いのブログにいいねやコメントをして、名前が相手に伝わった | ★★☆ |
| ⑦ 連絡先のやり取り | ブログで知り合った人に、LINEや本名を教えた | ★☆☆ |
いちばん多いのは、意外にも①の「自分から話す」だ。ブログに書いた出来事を、うっかり職場やママ友との会話で話してしまう。話を聞いた人が「その話、どこかで読んだ」と気づく。システムではなく、会話からバレる。身バレ対策を書いたブロガーの体験談でも、リアルの会話でブログに書いた話をしないことが対策の一つに挙げられている。
「見られていること」はバレない
アメブロには足あと機能がないので、知り合いがあなたのブログを見ても、あなたには分からない。逆に、あなたが知り合いのブログを見ても相手には分からない。名前が伝わるのは、いいね・コメント・リブログ・公開フォロー・アメンバー申請・メッセージをしたときだけだ。詳しくは足あとの記事を見てほしい。
【始める前】身バレしない土台を作る
身バレ対策は、ブログを始める前にやっておくのがいちばん楽だ。すでに始めている人も、できるところから見直してほしい。
| 項目 | やること | 理由 |
|---|---|---|
| メールアドレス | ブログ専用のアドレスを新しく作る | 普段のアドレスから本人につながるのを防ぐ |
| アメーバID | 本名・誕生日・普段使っているIDと無関係にする | IDはブログのURLにも出る |
| ブログ名・ニックネーム | 地名・本名の一部・家族の名前を入れない | 検索されたときに直接たどられる |
| プロフィール | 年代・地域は「関東」「30代」くらいの粗さにとどめる | 細かい情報ほど、組み合わせで特定される |
| アイコン | 顔写真や、SNSと同じ画像を使わない | 画像検索や見覚えで気づかれる |
プロフィールの書き方そのものはプロフィール設定の記事にまとめているが、身バレが怖い人は「誰のための何のブログか」だけを書き、自分の属性は最低限にしておくといい。
【書くとき】情報の「組み合わせ」に気をつける
記事を書くときに気をつけたいのは、一つひとつの情報ではなく、情報の組み合わせだ。
組み合わせで特定される例
「◯◯市在住」「小学生の男の子が二人」「パート勤務」「先週の土曜は運動会」。どれも単体では誰のことか分からない。でも、同じ小学校の保護者が読めば、運動会の日付と家族構成だけで、かなり絞り込めてしまう。
| 書きがちなこと | ぼかし方の例 |
|---|---|
| 市町村名・最寄り駅 | 「地方の小さな町」「都内」くらいにする |
| 学校・保育園・会社の名前 | 名前は絶対に書かない。「子どもの学校」で十分 |
| 行事やイベントの日付 | 数日〜数週間ずらして書く |
| よく行くお店の名前 | チェーン店ならまだしも、地元の個人店は避ける |
| 家族の特徴的な出来事 | 細部を少し変える。誰の話か分からないようにする |
| 職場の具体的な出来事 | 業界や職種がばれる細部は省く |
「その人が読んだら分かるか」で考える
投稿する前に、いちばん知られたくない相手の顔を思い浮かべ、「この人が読んだら、自分だと分かるか」と考えてみる。分かりそうなら、細部をぼかすか、時期をずらす。それでも心配なら、アメンバー限定で公開する。
【写真】背景・位置情報・顔をチェックする

写真は、文章よりも多くの情報を持っている。身バレ防止策を書いたブロガーも、居住地や家の外観が分かる写真は載せない、子どもの顔は隠すことを徹底している。
| 写り込みやすいもの | 対策 |
|---|---|
| 家の外観・窓からの景色 | 載せない。室内の写真も窓の外が写らない角度で |
| 近所の店・看板・電柱の住所表示 | 背景をよく見て、写っていたら切り取るかぼかす |
| 子どもの顔・制服・名札・ランドセルの名前 | 顔はスタンプで隠し、制服や名前は写さない |
| 車のナンバー・自転車の防犯登録シール | 必ず隠す |
| 撮影場所の位置情報 | スマホのカメラの位置情報をオフにしてから撮る |
| 手・爪・持ち物の特徴 | 特徴的なネイルやバッグは、知り合いには見覚えがある |
特に注意したいのはInstagramなどに載せた写真と同じものを使うことだ。同じ写真を見た知り合いは、すぐに気づく。アメブロ用の写真は、アメブロ用に撮るか、少なくともSNSとは別のものを使おう。
【SNS・交流】つながりからたどられない
SNSとの関係
- 実名や知り合いとつながっているSNSには、ブログのリンクを貼らない
- ブログをSNSで紹介したいなら、ブログ専用のアカウントを新しく作る
- ブログ専用アカウントで、知り合いのアカウントをフォローしない(「知り合いかも」などのおすすめに出るきっかけを作らない)
- SNSと同じ写真・同じ言い回しを使わない
アメブロ内での交流
- 知り合いのブログには、いいね・コメント・フォローをしない。名前が相手に伝わる
- コメント欄で、地元や職場の話題で盛り上がらない
- メッセージで本名やLINEなどの連絡先を教えない。Amebaも、目的の分からない個人情報のやり取りや、不健全な出会いにつながる連絡先交換には注意を呼びかけている
ブログのことは、誰にも言わない
どれだけ設定を工夫しても、「ブログやってるんだ」と一言言えば、そこから探されてしまう。仲の良い友人一人に話しただけでも、話は広がることがある。身バレを本気で防ぎたいなら、ブログの存在そのものを誰にも話さないのがいちばん確実だ。
本音を書きたい人のための3つの工夫
身バレ対策を徹底すると、今度は「何も書けない」という問題が出てくる。義実家の愚痴や職場の悩みこそ、書きたい本音のはずだ。本音を守りながら書くための工夫を3つ紹介する。
工夫①:記事を「公開」「アメンバー限定」の2段階に分ける
日常の話や役に立つ情報は全体に公開し、特定の人に読まれたら困る本音だけをアメンバー限定にする。アメンバーは自分で承認した人しか読めないので、本音を書く場所と、読まれたい記事を書く場所を、一つのブログの中で分けられる。承認する相手は、長くやり取りしていて信頼できる人だけにしよう。
工夫②:「時期」と「細部」を変えるルールを決める
毎回考えるのは大変なので、自分ルールを決めておく。たとえば「出来事は1か月以上たってから書く」「人数・年齢・場所のどれか一つは変える」。このルールを守るだけで、知り合いが読んでも「似た話だな」で終わる可能性がぐっと高くなる。
工夫③:体験から「学び」だけを取り出して書く
出来事そのものを詳しく書かなくても、「こういうことがあって、こう考えた」「同じことで悩む人には、こうしてほしい」という学びの部分は書ける。出来事は少しぼかし、気持ちと学びを中心に書く。このほうが身バレしにくいうえに、知らない読者にとっても読む価値のある記事になる。読まれる記事の書き方は読まれないときの記事にも書いた。
バレそうなとき・バレたときの対処

気をつけていても、「もしかしてバレたかも」と感じることはある。そのときの対処を、段階ごとにまとめておく。
| 状況 | やること |
|---|---|
| 知り合いがブログの話題に触れてきた気がする | 慌てて反応しない。知らないふりをして、その話題の記事を見直す |
| 特定されそうな記事がある | その記事を下書きに戻すか、アメンバー限定にする |
| 知り合いらしき人がいいねやコメントをしてくる | コメントを承認制にし、必要ならブロックする(ログアウトすれば公開記事は読めてしまう点に注意) |
| 完全にバレてしまった | 見られて困る記事を下書きに戻す。続けにくいなら、新しいIDで別のブログを始める |
| 嫌がらせや晒しを受けている | 画面を保存して証拠を残し、Amebaの通報窓口に連絡する |
アメブロには、ブログ全体を一時的に非公開にする機能がない。ブログごと隠したいときは、記事を一つずつ下書きに戻すことになる。退会すれば記事は消えるが、同じIDでは再登録できないので、慌てて退会する前に、下書きで様子を見るのがおすすめだ。
新しくやり直すときは、規約にも注意
バレたブログとは別に新しいブログを始めること自体は問題ない。ただし、Ameba利用規約は、スパムや検索順位の操作を目的とした複数アカウントの作成を禁止している。古いブログと新しいブログを互いにリンクしたり、同じ記事を両方に載せたりはしないこと。複数のブログの正しい持ち方は複数アカウントの記事を見てほしい。
投稿前の身バレチェックリスト
記事を公開する前に、次の8つを確認する習慣をつけよう。慣れれば30秒で終わる。
- □ 地名・学校名・会社名・お店の名前を書いていないか
- □ 行事やイベントの日付をそのまま書いていないか
- □ 写真の背景に、家・景色・看板・ナンバーが写っていないか
- □ 子どもの顔・制服・名前が写っていないか
- □ SNSに載せた写真と同じものを使っていないか
- □ 家族や職場の出来事に、特徴的すぎる細部がないか
- □ いちばん知られたくない人が読んでも、自分だと分からないか
- □ 本当に知られたら困る内容なら、アメンバー限定にしたか
アメブロの身バレのよくある質問
Q:アメブロの記事はGoogle検索に出ますか?
A:出る。公開している記事は、Googleなどの検索結果に表示されることがある。知り合いがお店の名前や出来事を検索して、あなたの記事にたどり着くこともある。固有名詞を書かないことが、検索からの身バレを防ぐいちばんの方法だ。
Q:知り合いがフォロワーにいるかどうか分かりますか?
A:公開でフォローしている人はフォロワー一覧に出るが、非公開でフォローしている人は一覧に出ない。黙って読んでいる人は、そもそも分からない。知り合いが見ているかどうかを確かめる方法はないので、「見られていても困らない書き方」をするしかない。
Q:アメンバー限定にすれば、絶対にバレませんか?
A:アメンバーとして承認した人しか読めないので、知らない人や知り合いに読まれる心配は大きく減る。ただし、承認した相手が知り合いだった、承認した相手が内容を他人に話した、といったことは防げない。承認する相手は慎重に選ぼう。
Q:身バレが怖くて、何も書けなくなってしまいました。
A:気持ちはよく分かる。でも、固有名詞を書かない、写真に気をつける、ブログのことを話さない。この3つを守っていれば、身バレのリスクはかなり下げられる。それでも不安な話題だけ、アメンバー限定にすればいい。全部を怖がる必要はない。アメブロとの付き合い方に疲れてしまったら疲れたときの抜け出し方も読んでみてほしい。
まとめ:本名を隠すより、「組み合わせ」を隠す
アメブロの身バレは、本名を書いたときより、小さな情報が組み合わさったときと、自分から話してしまったときに起きる。ブログ専用のメールとID、固有名詞を書かない、写真の背景と位置情報を消す、SNSとは何も共有しない、ブログのことを誰にも話さない。この5つを守り、本当に知られたら困ることはアメンバー限定にする。そうすれば、本音を書ける場所は守れる。
この記事のまとめ
- 身バレのルートは、自分から話す・情報の組み合わせ・写真・SNS・検索・知り合いへの反応・連絡先のやり取りの7つ
- いちばん多いのは会話からバレるパターン。ブログのことは誰にも話さない
- 始める前に、ブログ専用のメールアドレス・ID・ブログ名・アイコンを用意する
- 地名・学校名・日付などの組み合わせに注意。日付はずらし、固有名詞は書かない
- 写真は背景・位置情報・顔・制服・ナンバーを確認。SNSと同じ写真は使わない
- 知り合いのブログには反応しない。いいね・コメント・フォローで名前が伝わる
- バレそうなら下書きやアメンバー限定に。100%防げる方法はないので、本当に困る話は書かないか限定公開に


