アメブロを始めると、最初に迷うのが「公式ジャンル」の設定だ。150以上もあるジャンルの一覧を前に、「主婦」にするか「節約」にするか「料理」にするか、決めきれないまま、とりあえず何となく選んでいる人も多い。
でも、公式ジャンルはあなたの記事が、どのランキングに載り、どんな人の目に触れるかを決める大事な設定だ。そして選び方しだいで、同じ記事でもランキングに入りやすさが変わる。人がたくさんいるジャンルで埋もれるより、自分に合っていて、まだライバルの少ない「穴場」のジャンルで上位を狙うほうが、見つけてもらいやすい。
このページでは、公式ジャンルの仕組み、選び方の基準、穴場ジャンルの見つけ方、変更するときの注意点をまとめる。
先に結論
公式ジャンルは150以上あり、設定できるのは1つだけ。いつでも変更できる(Amebaの公式説明)。ジャンル以外の記事を書いても問題ないが、ランキングには反映されない場合がある。選び方は、①いちばん多く書くテーマ、②これからも書き続けられるテーマ、③読者が探すテーマ、④上位ブログとの距離が近いテーマの4つで考える。大きなジャンルで埋もれるより、自分の記事がしっかり当てはまる、ライバルの少ないジャンルのほうがランキングに入りやすい。
📋 目次
公式ジャンルとは?公式の説明で分かっていること

Amebaの公式ジャンルの紹介ページやヘルプで説明されていることを、まず整理しておこう。
| 項目 | 公式の説明 |
|---|---|
| ジャンルの数 | 150以上。「主婦」「アラサー」のような立場・世代のジャンルもある |
| 設定できる数 | 1つ |
| 変更 | 好きなタイミングでいつでも変更できる |
| ランキング | ジャンル別ランキングに参加でき、日々の記事の反応を確認できる |
| ジャンル外の記事 | 自由なテーマで書いてよいが、ランキングに反映されない場合がある |
| ランキングへの掲載 | 運営が精査することがあり、適切でない内容は掲載されない場合がある |
ポイントは、「1つしか選べない」ことと、「ジャンル外の記事はランキングに反映されない場合がある」ことだ。つまり、ジャンルは「いちばん多く書くテーマ」に合わせるのが基本になる。設定は、ブログ管理の「設定・管理」から変更できる。
公式ジャンル選びが大事な3つの理由
| 理由 | 中身 |
|---|---|
| ① ジャンルのランキングに載る | ランキングに入れば、そのジャンルを見ている人に記事が届く |
| ② 同じテーマの人に見つけてもらえる | ジャンルのページから、同じテーマの読者やブロガーがやってくる |
| ③ アメトピに載る前提になると言われる | アメトピはジャンルページのトップにも載る。内容に合ったジャンルに入っていることが、掲載の条件の一つとしてよく挙げられる |
公式ジャンルに入っていないと、こうした入口がまるごとなくなる。まだ設定していないなら、今日中に設定しよう。アメトピについてはアメトピの記事で詳しく書いている。
公式ジャンル選びの4つの基準
いちばん多く書くテーマか
ジャンル外の記事はランキングに反映されない場合がある。だから、記事の半分以上がそのジャンルに当てはまるものを選ぶ。過去の記事を見返して、どのテーマがいちばん多いかを数えてみよう。
これからも書き続けられるテーマか
今は書けても、半年後にネタが尽きるテーマはつらい。自分の生活や仕事の中に、自然とネタが生まれるテーマを選ぶ。
読者が探すテーマか
ジャンルのページを見に来る読者がいるテーマかどうか。ジャンルのランキングを開いて、記事がたくさん読まれているかを確かめる。
上位ブログとの距離が近いか
ランキングの上位が、桁違いに読まれている人気ブログばかりなら、上位に入るのは難しい。自分の規模でも手が届きそうなジャンルを探す(次の章で詳しく書く)。
ブログ全体のテーマの決め方そのものはジャンル選びの記事にまとめている。この記事では、テーマが決まったうえで「どの公式ジャンルに入るか」を考えていく。
ランキング入りしやすい「穴場ジャンル」の見つけ方

「穴場ジャンル」とは、自分の記事がしっかり当てはまり、それでいてライバルがまだ少ないジャンルのことだ。探し方は次の4ステップ。
候補を3つ書き出す
自分の記事に当てはまりそうなジャンルを、大きいもの(例:子育て)から細かいもの(例:男の子ママ、ワーママ)まで3つほど書き出す。
それぞれのランキングを見る
候補のジャンルのランキングを開き、上位にどんなブログがいるか、どれくらい読まれていそうかを確かめる。
上位ブログの「規模」と「更新頻度」を見る
上位のブログのフォロワー数や、記事の更新頻度を見る。毎日何本も更新している大きなブログばかりなら、そのジャンルは激戦区だ。
自分の記事がいちばん「当てはまる」ジャンルを選ぶ
ライバルが少なくても、自分の記事が当てはまらないジャンルでは意味がない。「自分の記事がしっかり当てはまる」と「ライバルが少なめ」の両方を満たすものを選ぶ。
| ジャンルの種類 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 大きいジャンル(例:子育て・料理) | 読者は多いが、ライバルも多く上位は難しい | すでに読者が多いブログ |
| 細かいジャンル(例:男の子ママ・作り置き) | 読者は少なめだが、上位に入りやすい | 始めたばかりのブログ |
始めたばかりなら、細かいジャンルで上位を取り、読者が増えてきたら大きいジャンルに移るという順番もありだ。ジャンルはいつでも変更できる。
テーマのジャンルと属性のジャンル、どちらを選ぶ?
公式ジャンルには、「料理」「美容」のように記事のテーマで分けたジャンルと、「主婦」「アラサー」のように書き手の立場や世代で分けたジャンルがある。どちらを選ぶかで迷う人は多い。
| テーマのジャンル | 立場・世代のジャンル | |
|---|---|---|
| 例 | 料理、美容、ダイエット、旅行 | 主婦、アラサー、アラフォー |
| 向いているブログ | 一つのテーマを中心に書く | 日常のいろいろな話題を書く |
| 読者 | そのテーマの情報を探している人 | 同じ立場・世代で共感したい人 |
| 注意点 | テーマ外の記事はランキングに反映されにくい | 話題が広い分、ブログの特徴が伝わりにくい |
判断の目安は、「記事の半分以上が一つのテーマなら、テーマのジャンル」「話題がばらばらなら、立場・世代のジャンル」だ。日常をいろいろ書く主婦ブログなら「主婦」、料理の記事が中心なら「料理」というように選べばいい。
ブログのタイプ別・ジャンルの選び方の例
ここまでの基準を、よくあるブログのタイプに当てはめてみよう。自分に近いものを参考にしてほしい。
| ブログのタイプ | 選び方の考え方 |
|---|---|
| 子育ての日常を中心に、たまに料理や買い物の話 | 記事の半分以上が子育てなら子育て系のジャンル。子どもの年齢や性別で分かれた細かいジャンルがあれば、そちらも候補に |
| 作り置きや時短レシピがほとんど | 料理系のジャンルの中で、記事の内容にいちばん近い細かいジャンルを選ぶ |
| 仕事・家事・趣味をまんべんなく書く40代 | 話題が広いので、世代や立場のジャンルが合いやすい |
| ダイエットの毎日の記録 | ダイエット系のジャンル。記録という形式は同じ立場の読者に読まれやすい |
| 教室・サロンを運営していて、その案内と日常 | 教えている内容(料理・ヨガ・美容など)のジャンルを選ぶ。サービスを探す人に届きやすい |
| 闘病の記録 | 病気や健康に関するジャンルを選ぶ。同じ立場の読者と出会いやすい |
迷ったときの最後の決め手は、「このジャンルのランキングに自分の記事が並んでいても、違和感がないか」だ。ランキングを開いて、上位の記事と自分の記事を並べて想像してみよう。もし自分の記事だけが浮いて見えるなら、そのジャンルの読者が求めているものと、あなたの記事の中身が少しずれているサインだ。しっくりくるジャンルが、あなたの記事を一番届けやすいジャンルだ。
ジャンルを変更するときの注意点
- 変更はいつでもできる:設定・管理から数分でできる。反映されないときは、少し時間を置く、再読み込みする、アプリを再起動するといった方法がある
- 頻繁に変えすぎない:ジャンルを変えると、ランキングでの位置づけもリセットされる。変えたら少なくとも1〜2か月は様子を見る
- 記事の中身も合わせる:ジャンルだけ変えても、記事が合っていなければランキングに反映されにくい
- 変更したら効果を確かめる:変更前と後で、アクセス解析の流入元がどう変わったかを比べる(アクセス解析の記事)
ブログの方向を変えるときもジャンルを見直す
子育てブログから仕事のブログへ、といったように書く内容が変わったら、ジャンルも合わせて変えよう。今の記事と合わないジャンルのままだと、ランキングにも読者にも届きにくい。
ジャンルとハッシュタグの組み合わせ方

公式ジャンルは1つしか選べない。でも、公式ハッシュタグを使えば、所属していないジャンルのランキングにも記事単位で参加できる。Amebaヘルプでも、公式ジャンルに所属しなくても、公式ハッシュタグを付けることでランキングに参加できると案内されている。
| 役割 | 使い方 |
|---|---|
| 公式ジャンル(1つ) | ブログ全体のメインテーマ。いちばん多く書くテーマに設定する |
| 公式ハッシュタグ(1記事10個まで) | 記事ごとの話題。ジャンル外の話題の記事でも、ハッシュタグでランキングに参加できる |
たとえば「料理」ジャンルのブログで、たまに子どもの話を書くなら、その記事には子育て系の公式ハッシュタグを付ければいい。ジャンルでブログの軸を決め、ハッシュタグで記事ごとの入口を増やす。この組み合わせが、いちばん効率がいい。付け方はハッシュタグの記事にまとめた。
公式ジャンルのよくある質問
Q:公式ジャンルは複数選べますか?
A:選べるのは1つだけだ。ほかのテーマの記事は、公式ハッシュタグを使えば記事ごとにランキングに参加できる。
Q:公式ジャンルに入るのに審査はありますか?
A:参加に特別な審査はないとされ、設定すれば参加できる。ただし、ランキングへの掲載は運営が精査することがあり、適切でない内容は掲載されない場合がある。
Q:ジャンルと関係ない記事を書いてもいいですか?
A:書いてよい。公式の説明でも、ジャンルに所属していても自由なテーマで書けるとされている。ただし、その記事はランキングに反映されない場合がある。
Q:ランキングに自分のブログが出てきません。
A:まず、公式ジャンルが正しく設定されているかを確認しよう。設定していても、ジャンルと関係のない記事が多いと、ランキングに反映されにくいことがある。また、ランキングへの掲載は運営が精査することがあり、内容によっては掲載されない場合もある。設定と記事の中身の両方を見直し、しばらく様子を見てほしい。
Q:ジャンルを変えたら、フォロワーは減りますか?
A:ジャンルの変更そのものでフォロワーが減ることはない。ただ、記事の内容が大きく変わると、以前のテーマを目当てにフォローしていた人が離れることはある。フォロワーの増減の理由はフォロワーが減ったときの記事で解説している。
まとめ:ジャンルは「いちばん多く書く、手が届くテーマ」で選ぶ
アメブロの公式ジャンルは150以上あり、選べるのは1つ、いつでも変更できる。ジャンル外の記事はランキングに反映されない場合があるので、いちばん多く書くテーマに合わせるのが基本だ。そのうえで、上位ブログとの距離が近い「穴場ジャンル」を選べば、ランキングに入りやすくなる。ジャンルでブログの軸を決め、公式ハッシュタグで記事ごとの入口を増やす。それが、見つけてもらうための一番の近道だ。
この記事のまとめ
- 公式ジャンルは150以上、設定できるのは1つ、いつでも変更できる
- ジャンル外の記事は書いてよいが、ランキングに反映されない場合がある
- 選び方の基準は、いちばん多く書く・書き続けられる・読者が探す・上位との距離が近い
- 穴場ジャンルは、候補を3つ出し、ランキングの上位ブログの規模と更新頻度を見て選ぶ
- 話題が一つのテーマ中心ならテーマのジャンル、ばらばらなら立場・世代のジャンル
- 変更は頻繁にしすぎず、変えたら1〜2か月は様子を見る
- ジャンルで軸を決め、公式ハッシュタグで記事ごとの入口を増やす


