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その“いいね”は自動かも?
アメブロの自動いいねを見抜く8つのサイン

記事を公開した。まだ誰も読んでいないはずの数十秒後に、もういいねの通知が届く。毎日、同じ人から、だいたい同じ時間に。体調不良で「しばらく休みます」と書いた記事にまで、いつもどおりいいねが付いている——。

「この人、本当に読んでくれているのかな?」そう感じたことがあるなら、その感覚はたぶん当たっている。アメブロには、いいねやフォローを自動で送るツールがあり、使っている人がいる。

このサイトは、そうした自動化ツールの一つであるアメーバキング2を紹介し、報酬を受け取っている。だからこそ、受け取る側から見て、自動いいねがどう見えるかを正直に書いておきたい。見抜き方を知れば、いいねの数に一喜一憂せずに済むし、ツールを使う側にとっても「やってはいけない使い方」がよく分かる。

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先に結論

自動いいねのサインは、①公開直後に付く、②毎日ほぼ同じ時間に届く、③どんな記事にも付く、④深夜や早朝にも届く、⑤相手のブログのテーマが自分と関係ない、⑥相手のフォロー数がフォロワー数よりずっと多い、⑦いいねは来るのにコメントや読んだ形跡がない、⑧定型文のメッセージやフォロー申請が一緒に来るの8つ。ただし、1つだけで決めつけないこと。早起きの読者や熱心なファンかもしれない。いくつも重なったら自動の可能性が高い。気になるなら、無視する・ブロックする・フォローを承認制にする、で対処できる。

なぜアメブロに自動いいねがあるのか

アメブロでは、いいねを付けると相手に通知が届く。通知を見た人は「誰だろう」と、いいねをくれた人のブログを見に行くことが多い。この仕組みを使って、自分のブログを知らない人に見に来てもらうのが、自動いいねの目的だ。

誰が使っていることが多いか 目的
教室・サロン・個人で商売をしている人 お客さんになりそうな人に、ブログを見てもらう
副業やビジネスの勧誘をしている人 ブログやプロフィールのリンクから、別の場所に誘導する
読者を増やしたいブロガー フォロワー数やアクセス数を増やす

昔はペタ(足あと)を自動で付けるのが主流だったが、ペタは2020年11月に終了した。今はその役割を、いいねが引き継いでいる(ペタ終了の記事)。なお、Ameba利用規約13条1項5号は、ツールなどを使って短時間に大量の行為を行うことを禁止事項に挙げている。

自動いいねを見抜く8つのサイン

アメブロの自動いいねを見抜く8つのサイン。時間のサインは、記事の公開直後に付く、毎日ほぼ同じ時間に届く、深夜や早朝にも休みなく届く。記事のサインは、どんな記事にも付く、いいねは来るのに読んだ形跡がない。相手のサインは、テーマが自分と関係ない、フォロー数がフォロワー数よりずっと多い、定型文のメッセージやフォロー申請が一緒に来る
どれも「可能性」のサインで証拠ではありません。いくつ重なっているかで判断しましょう

まずは8つのサインを一覧で。この後、時間・記事との関係・相手のブログの3つに分けて、詳しく見ていく。

サイン 見るところ 自動の可能性
① 記事の公開直後に付く 通知の時間 高い
② 毎日ほぼ同じ時間に届く 通知の時間 高い
③ どんな記事にも付く いいねされた記事 高い
④ 深夜や早朝にも、休みなく届く 通知の時間 中くらい
⑤ 相手のテーマが自分と関係ない 相手のブログ 中くらい
⑥ フォロー数がフォロワー数よりずっと多い 相手のプロフィール 中くらい
⑦ いいねは来るのに、読んだ形跡がない コメント・やり取り 中くらい
⑧ 定型文のメッセージやフォロー申請が一緒に来る メッセージ 高い

サイン①②④:時間で見抜く

① 記事の公開直後に付く

記事を公開して数十秒〜1分ほどで、いいねが付く。人がその記事に気づいて、開いて、読んで、いいねを押すには、どんなに早くてもそれなりの時間がかかる。長い記事なのに、公開して数十秒でいいねが付いたなら、読まずに押されている可能性が高い。ツールは新着記事を見つけしだい、いいねを付けにいくからだ。

② 毎日ほぼ同じ時間に届く

同じ人からのいいねが、毎日ほぼ同じ時間帯に届く。ツールは、決められたスケジュールで動くことが多い。あなたがいつ記事を書いても、決まった時間にまとめて届くなら、その人はあなたの記事を待って読んでいるのではなく、時間になったら動く仕組みで送っているのかもしれない。

④ 深夜や早朝にも、休みなく届く

深夜2時、3時にも、昼間と同じペースでいいねが届く。人は寝る。一日中、休みなく、同じペースで届くのは、パソコンがつけっぱなしで動いているサインだ。ただし、夜勤の人や海外に住む人もいるので、これだけでは決めつけられない。

サイン③⑦:記事との関係で見抜く

③ どんな記事にも付く

ペットが亡くなった記事、体調不良で休むと伝える記事、画像1枚だけの記事、ブログの引っ越しのお知らせ。内容に関係なく、どんな記事にも同じようにいいねが付くなら、記事を読んで押しているとは考えにくい。特に、悲しい内容の記事にいつもどおりのいいねが付いたとき、多くの人は「読んでいないんだな」と気づく。

⑦ いいねは来るのに、読んだ形跡がない

何か月もいいねが続いているのに、一度もコメントがない。こちらがコメントを返しに行っても、反応がない。相手の記事にいいねを返しても、相手のいいねのペースは何も変わらない。やり取りがまったく生まれない一方通行のいいねは、ツールによるものの可能性がある。もちろん、コメントをしない読者も大勢いるので、ほかのサインと合わせて考えよう。

サイン⑤⑥⑧:相手のブログで見抜く

⑤ 相手のテーマが自分と関係ない

あなたは子育ての日記を書いているのに、いいねの相手は「在宅で月◯万円」「起業塾」「投資で自由な人生を」といったブログ。あなたの記事に興味を持つ理由が見当たらない相手からのいいねは、広く網をかけて送っている可能性がある。

⑥ フォロー数がフォロワー数よりずっと多い

相手のプロフィールで、フォローしている数が何千人もいるのに、フォロワーはその何分の一しかいない。手当たりしだいにフォローして、返してもらうのを待つ使い方をしている可能性がある。人が手でフォローするには、多すぎる数だ。

⑧ 定型文のメッセージやフォロー申請が一緒に来る

いいねと一緒に、「素敵なブログですね!私も◯◯について書いています。よかったら遊びに来てください」といったメッセージが届く。誰にでも当てはまる文面で、あなたのブログの中身に一言も触れていないなら、同じ文章を大勢に送っている可能性が高い。メッセージの中に、別のサイトやLINEへの誘導がある場合は、特に注意しよう。

決めつける前の注意点

自動いいねのサインでも、人が押していてもありえるケース。公開直後に付くのは、ファンが更新の通知を待っていたのかもしれない。毎日同じ時間に届くのは、通勤電車の中など毎日決まった時間にアメブロを見る習慣があるのかもしれない。深夜に届くのは、夜勤や海外在住の人かもしれない。コメントがないのは、読むのは好きだがコメントは恥ずかしい人かもしれない
サインが1つだけなら、熱心な読者かもしれません。相手を責めたり、記事で名指ししたりするのはやめておきましょう

8つのサインは、どれも「自動の可能性がある」というサインで、証拠ではない。決めつける前に、次のことを思い出してほしい。

サイン 人が押していてもありえるケース
公開直後に付く あなたのファンで、更新の通知を待っていた
毎日同じ時間に届く 通勤電車の中など、毎日決まった時間にアメブロを見る習慣がある
深夜にも届く 夜勤の仕事をしている、海外に住んでいる
コメントがない 読むのは好きだが、コメントは恥ずかしい

判断の目安は、サインがいくつ重なっているかだ。1つだけなら、熱心な読者かもしれない。3つ、4つと重なっているなら、自動の可能性が高い。相手を責めたり、記事で名指ししたりするのはやめておこう。間違っていたら、大切な読者を傷つけることになる。

自動いいねが来たときの対処法

自動いいねが来たときの4つの対処法。1 気にせず無視する(特に困っていないとき)。2 ブロックする(相手のブログのトップ右上の「…」から。相手からのいいね・コメント・フォロー・リブログができなくなり、フォローも解除される)。3 フォローを承認制にする(ブログ管理のブログ設定から、知らない業者にフォローされたくないとき)。4 コメントを承認制にする(宣伝コメントが書き込まれるとき)
ブロックしても、相手があなたのブログを見ること自体は止められません。気になる度合いで対処法を選びましょう

自動いいねだと感じたときの対処法は、気になる度合いによって選べばいい。

対処法 どうなるか 向いているとき
① 気にせず無視する 何も変わらない。いいねは届き続ける 特に困っていない
② ブロックする 相手からのいいね・コメント・フォロー・リブログができなくなる。フォローされていた場合は解除される 通知がわずらわしい、勧誘が届く
③ フォローを承認制にする フォロー申請を一人ずつ確認してから承認できる 知らない業者にフォローされたくない
④ コメントを承認制にする コメントを確認してから公開できる 宣伝コメントが書き込まれる

ブロックは、相手のブログのトップページ右上の「…」から「このブログをブロックする」を選べばできる(Amebaヘルプ)。ブロックしても、相手があなたのブログを見ること自体は止められない点は知っておこう。フォローの受付範囲は、ブログ管理の「ブログ設定」から変えられる。コメントへの対処はアンチコメントの記事でも詳しく書いた。

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いいねの数で、自分の価値を測らない

自動いいねが混ざっている以上、いいねの数は「どれだけ読まれたか」の正確な数字ではない。いいねが多くても少なくても、それはあなたの記事の価値とは別の話だ。いいねの数に振り回されてしまうときは、いいね返しに疲れたときの記事やアメブロに疲れたときの記事も読んでみてほしい。

要注意:いいねの先にある勧誘や詐欺

自動いいねの中には、あなたをブログの外へ連れ出すことが目的のものもある。いいねの相手のブログを見に行ったら、次のような流れになっていないか注意しよう。

よくある流れ 注意するポイント
プロフィールに「無料で稼ぎ方を教えます」とLINEへの誘導 無料のつもりが、高額な講座や商材の勧誘につながることがある
メッセージで「あなたのブログを見て、ぜひ紹介したい仕事が」 あなたのブログを読んでいないのに、仕事を持ちかけてくるのは不自然
「投資で毎月◯万円」「元本保証」などの記事 元本保証で高い利回りをうたう話は、典型的な詐欺の手口
アンケートやプレゼント企画で個人情報を聞かれる 名前・住所・電話番号を、知らない相手に教えない

こうした相手は、ためらわずにブロックしてかまわない。お金の話を持ちかけられて不安なときは、消費生活センター(消費者ホットライン「188」)に相談できる。

アクセス解析で「本当に読まれているか」を確かめる

いいねの数と、実際に読まれている数は別物だ。アメブロのアクセス解析を開いて、記事ごとのアクセス数といいねの数を比べてみよう。

見えた状態 考えられること
いいねは多いのに、アクセスが少ない 読まずに押されたいいねが多く混ざっているかもしれない
いいねは少ないのに、アクセスは多い 静かに読んでくれている読者や、検索から来た人が多い
どちらも同じくらいの動き いいねをくれる人が、ちゃんと読んでくれている

記事の評価は、いいねよりアクセス数や、コメントでのやり取りのほうが正直に表している。アクセス解析の見方はアクセス解析の記事で解説している。

ツールを使う側が知っておくべきこと

ここまで読んで分かるとおり、自動いいねは、受け取る側から見ると意外とバレている。ツールを使う側、あるいは使おうか迷っている人は、このことを知っておいてほしい。

つまり、受け取る側が嫌がることをしないのが、ツールを使ううえでの最低限のマナーだ。それができないなら、ツールは使わないほうがいい。控えめな設定値は設定おすすめ値の記事、規約とリスクの考え方は「やばい」のかを検証した記事にまとめている。

自動いいねの見分け方のよくある質問

Q:自動いいねをしている人を、Amebaに通報できますか?

A:迷惑な行為を受けている場合は、Amebaのヘルプにある問い合わせや通報の窓口から報告できる。ただ、自動かどうかを外から確実に判断するのは難しい。まずはブロックやフォローの承認制など、自分でできる対処から始めるのが現実的だ。

Q:ブロックしたことは、相手に分かりますか?

A:ブロックしたことが相手に通知されることはないとされている。ただ、相手がいいねやフォローをしようとしたときにできないので、気づかれる可能性はある。

Q:自動いいねでも、アクセスが増えるならありがたいのでは?

A:そう考えるのも一つの選び方だ。自動いいねの相手のブログを見に行くかどうかは、あなたが決めればいい。困っていなければ、無視しておいて問題ない。

Q:自分のいいねが、自動だと思われていないか心配です。

A:記事を読んでから押していれば、心配しすぎなくていい。気になるなら、ときどき一言コメントを残すと、ちゃんと読んでいることが伝わる。

まとめ:サインは「重なり」で判断し、対処は自分で選ぶ

自動いいねのサインは、公開直後、毎日同じ時間、どんな記事にも、深夜や早朝にも、関係ないテーマの相手、フォロー数が多すぎる相手、読んだ形跡がない、定型文のメッセージ、の8つ。ただし1つだけでは決めつけず、いくつ重なっているかで判断しよう。気になるなら、無視・ブロック・フォローやコメントの承認制で対処できる。そして、いいねの数は記事の価値を表す数字ではない。数に振り回されず、本当に読んでくれている人とのやり取りを大切にしよう。

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